• 市民と投資家と企業
    協働の試み

 

CSRレビューフォーラムはステークホルダーの立場から企業とのエンゲージメントを行っていますが、企業は今、投資家との間でもエンゲージメントを始めています。

これは、「スチュワードシップ・コード」と「コーポレートガバナンス・コード」という2つの行動規範が公表されたためです。

「スチュワードシップ・コード」は2014年2月に公表され、投資家が企業とエンゲージメントすることを求めています。
2017年1月時点で200以上の機関投資家(年金基金、生命保険、信託銀行、投資顧問会社など)が受け入れ表明しています。

一方、「コーポレートガバナンス・コード」は東京証券取引所が上場規程を改正して、2015年6月に全上場企業に導入しました。

その中の基本原則2では「上場会社はステークホルダーとの適切な協働に努めるべきである」と定めています。また基本原則5には「株主との間で建設的な対話を行うべきである」とあります。

この2つの要請を組み合わせると、企業の重要なステークホルダーである市民組織(NGO、消費者団体、労働組合など)が株主・投資家と協働して企業とエンゲージメントをするという可能性が見えてきます。

すでに欧米では、有力なNGOと機関投資家が協力して環境や社会の課題を取り上げ、連携して企業とエンゲージメントを行う例が見られます。

日本でも同じことができないか。その可能性を追求してみようと、レビューフォーラムのメンバーの有志の中で勉強会を始めました。(プログラム名:ESGエンゲージメント・プロジェクト)

実際に機関投資家との意見交換も試みています。この試みが日本の市民社会をさらに一歩成熟させることにつながればと願っています。

ESGエンゲージメント・プロジェクト
リーダー 水口 剛

 

三者対話の構図

 

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